| フェアトレードって何? |
| Fair Trade -- 日本語では「公正貿易」と訳されるのが一般的です。 労働や商品に対し相応の支払いをしようというのが、その大きな趣旨です。つまり、賃金の安い国や、貨幣価値の低い国(主にアジア・アフリカ・南米等)の生産者に、日本や欧米の生産者に支払うのと同等の価格で物を買うことで、構造問題とされる南北問題や経済格差を解消していこうとするものです。 ただ、通常の寄付やチャリティーと一線を画すのは、フェアトレードは慈善ではないということです。かわいそうだから買う、買ったゲル、という感覚は求めていません。商品を見て、気に入ったことを前提に、相応の価格を支払いましょう、ということなのです。 |
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どこまでがフェアトレード? |
| 自分がフェアトレードだと言えば、何でもフェアトレードになるわけではありません。下記のような基準が設けられており、それを満たし、また他の幾つかの条件をクリアした団体のみが、現在のところIFATに加盟しています。 1.生産者に仕事の機会を提供する 貿易によって貧困を減らすことを目指し、経済的に立場の弱い生産者が収入を得て自立できるよう支援します。 生産者、消費者などすべての関係者に対して公正に接し、必要な情報を提供します。 生産者が技術を向上させ商品を流通させられるよう支援します。また、そのために継続的なパートナーシップを築きます。 フェアトレードの目標と活動について広報や啓発を行ないます。また、消費者に対して商品の生産の背景について情報を提供します。 生産者に対し、生産者自身が望ましいと考える水準の生活を保てるだけの公正な対価を支払います。また、必要な場合は代金を前払いして生産者を支援します。 女性にも男性にも平等な賃金を支払い、技術向上やリーダーシップ訓練の機会を提供します。また、その土地の文化や伝統を尊重し、宗教や階層、年齢などによる差別をなくすよう努力します。 生産者が安全で健康的な環境で働くことができるよう、生産地の法律やILO(世界労働期間)で定められた条件を守ります。 子どもが生産に参加することがある場合、それが子どもの健全な成長や安全、教育を妨げないように生産者と話し合います。また、国連の「子どもの権利条約」および、現地の法律や社会的慣習を尊重します。 入手可能である限り、持続可能な生産が確保された資源を原材料に用います。生産工程では環境にやさしい適正技術を使い、包装や輸送にも環境負荷の低い素材や手段を用います。 |
| イイフク・ケランカの考え方とミッション |
各フェアトレード団体は、それぞれに解決すべきミッションを掲げているのが通常です。しかし、小売店であるイイフク、ケランカは、特定のミッションをもって営業するわけではありません。 |
| 今でこそフェアトレード商品を売らせてもらい、売上げの幾ばくかをNGO等に寄付しているようなイイフクですが、開店当初は普通のアウトレットアパレルショップでした。「安くて使える」がモットーで、キャリア女性のおサイフのお助けになることがコンセプトでした。その頃扱っていた商品には、きっとフェアトレードの精神に反する物も多くあったと思います。 ところが、売上げの寄付先を購入者に選んでもらうシステムを導入した時も、フェアトレードショップへと舵を切り替えた時も、既存のお客様の反応は今ひとつでした。 モチロン、お店の見せ方や、フェアトレードについての言葉が足りなかったとも言えるでしょう。 |
| 顧客層が違うんでないの?というアドバイスも良く頂きます。恐らくその通りなのです。でも、フェアトレードの顧客層って何でしょう? |
そんなこんなで、イイフクは、現在、世界の貧困やそれにかかわる問題について全然考えたことのなかった人たちに、「商品の背景を考える」、僭越ながらそこから始めてもらえること、をミッションとします。 |
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